〔094〕法師山 (1,120m)

2010年10月16日


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和歌山県田辺市木守
ガイドブックより
  法師山はピラミッド形の美しい山容で知られ、大塔山系のシンボル的な山である。山頂からは大塔山、百間山、三ツ森山、半作嶺、野竹法師、赤倉岳、大雲取山、那知山、冷水山などが望め、田辺湾から潮岬、熊野灘へと続く海岸線が360°に開け、大塔山系随唯一の展望を誇る。
累積標高差:759m
    標高差:478m
南紀の山は遠い
  関西の山とは言え、自宅から250km、4時間掛かる南紀の山はアルプスに行くのと変わらない程遠い。
登山口を間違えた?

  1時間前後で着くはずの山頂に中々着かず、コースタイムを勘違いしていたと思ったが、帰宅してからGPSデータを見てみると、
予定のコースではなく、違う登山口から違うコースを登っていた。
  今日の相棒には勝田ヶ山でも同様の登山口間違いをしており、
又々信用を無くしてしまった。
関西百名山』 距離が長いと思ったら登山口を間違えていた。
Road Map :阪和道を南紀田辺ICで下りて、R42、県道36号線、R371を経て百間山渓谷に向かう。
Route Map:板立峠側の登山口より山頂を往復する。
−−− 登山口 百間山分岐 展望岩 1,029m峰 分岐 法師山
登り 8:55 9:29 9:41 10:06 10:42 10:48
下り 12:19 12:02 11:43 11:33 11:05 11:00
トータル:3時間24分 (休息時間含む)
登り:1時間53分下り:1時間19分
百間山渓谷入口から板立峠を越えた辺りに登山口があった。
路肩に3台がやっとの駐車スペースしかない。
トイレはカモシカ牧場(百間山渓谷入口)に在り。
登山口が確認出来たので8時55分に登り始める。
が、この時点で予定の登山口ではなかった。
展望はないものの、広く歩き易い道が続く。
スギと雑木が生い茂る登山道を進む。
彩ってくれるのはリンドウの花のみ。
34分にて ”百間山分岐”に着く。 百間山を越えて三ツ森山、
半作嶺まで縦走出来る様であるが、展望の利かない低山薮山の
縦走なんて絶対にしたくない。
標高を上げるに従い笹が濃くなり、背丈を越す雰囲気の
悪い道となり傾斜もきつくなってくる。
1,008mピークをトラバースする歩き難い道を抜けると鉢伏山への展望が得られた。
霞が酷く、紅葉も一部始まっているだけの殺風景な景色のみだった。
振り返ると”1,008m峰”から始まり 951m峰、
百間山、949m峰が並んでいた。
退屈を間際らしてくれる岩峰が出てきた。
この楽しい岩場も長くは続かず、直ぐに薮山に入って行く。
お尻で失礼します。 左側は垂直の崖っぷちとなっている。
1時間11分にて ”1,029m峰”に着く。 下から見るとこの
標識が山頂標識に見えた。 この標識はぶら下っているだけなので、
進むべき方向をはっきり示していない。
我が見積もりでは登り1時間の予定なので、
これが山頂かと期待して登ったが・・・
雰囲気はすごく良い道なのだが何の見所もなく、ただ、淡々と歩くだけ。
”1,029m峰”から激下りすると、後は退屈な道が続く。
次こそ山頂だろうと力が入る。
又もや山頂と思って登ったピークは分岐だった。
この標識もぶら下っているだけであり、小さく落書きで
書かれている山頂方向は正しく示されていない。
山頂はガイドブックにある360°の大展望とは行かず、
西面が大きく開けているのみ。 かつて在った電波反射板は
撤去されており、その土台だけが残っていた。
1時間53分にて ”法師山”(1,120m)に着く。
同定する程の山は見られないが、一応、同定しておく。
南紀での山は大体こんな感じ。
東面は樹木で遮られているが、薮を掻き分けると”大塔山”(1,122m)が望めた。
下山時、ナイフリッジで遊ぶ。
向こう側は奈落の底であり、立って歩くことが出来なかった。
この山で面白かったのはここだけ。
落ちるー!
滑るー!
次の予定があるので ”法師山”を急いで下りる。
このナイフリッジは登山道では無く、登山道は下側を通っている。
ただ単に遊んでみたかっただけ。
ここは登山道となっており、ここは通るしかない。
今日の山歩き
10/16 10/16 10/16
法師山 百間山渓谷 半作嶺
ほうしやま